末社

末社とは、住吉と関係ある神社や、崇敬している人が境内に招いた神社、その他の社のことです

侍者社(おもとしゃ)

縁結びの神様

初代神主とその妻神をお祀りするこの神社は他の摂末社と大きく異なり瑞垣内の第二本宮南方の建物内神饌所に面してお祀りされています。
これは大神様にお供えする前に検視を願いその後、本宮にお供えするという侍者先祭の故実がありました。
また、初代神主田裳見宿禰を顕彰して、住吉大神の最も御傍にて祀ることから、侍者(おもと)と称したのではないかとされています。
近年では「神と人」を結ぶ、仲執り持ちの役目を担ったことから、縁結びの神として篤く信仰されています。

祭神

・田裳見宿禰 (たもみのすくね)
・市姫命 (いちひめのみこと)

楠珺社(初辰まいり巡拝社)

商売発達・家内安全の神様

初辰まいりの中心的な神社で「はったつさん」と親しまれ、古くより商いを営む方から篤い信仰を受けています。
ここには樹齢千年を超える楠(くすのき)があり、江戸時代、人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていました。その後、根元に設けられた祠に神様をお祀りするようになったといわれています。
参拝の際、招福猫を受けて祈願し、これを48ヶ月間(4年間)続けると「始終発達」(しじゅうはったつ=四十八辰)の福が授かるとして日本全国より崇敬を集めています。
招き猫は、左手は人招き、右手は金招きといわれ、奇数月は左手、偶数月は右手を求める慣習があります。

祭神

宇迦魂命 (うがのみたまのみこと)

種貸社(初辰まいり巡拝社)

種を司る神様 種貸社

初辰まいりにて一番目にお参りする神社で『延喜式』神名帳、『住吉大社神代記』に多米神社と記載されている歴史のある古社です。
稲種を授かって豊穣を祈る信仰であったものが、時代とともに商売の元手、元本、また子宝祈願の信仰に発展したものと考えられます。近年、商売をされている方の参拝や子宝祈願など日本全国より多くの参詣者が訪れています。
例年3月17日の祈年祭に先立ち、五穀の種をお祓いして農業関係者にお分かちする神種頒賜祭(かんざねはんしさい)という神事が行われており、種貸信仰の原点を見ることができます。

祭神

倉稲魂命 (うがのみたまのみこと)

大歳社(初辰まいり巡拝社)

収穫・集金の神様 大歳社

初辰まいりにて最後にお参りする神社で収穫の神様をお祀りする大変歴史のある古社です。
もとは五穀収穫の神として信仰されてきましたが、いつの頃からか集金のご利益にも霊験あらたかな神として広く信仰されるようになりました。
また、大歳社境内に鎮座する、おいとしぼし社の「おもかる石」は願いを占う石として知られ、行列ができるほどの賑わいを見せています。

祭神

大歳神 (おおとしのかみ)

浅澤社(初辰まいり巡拝社)

美容・芸能の神様

住吉の弁天さまともいわれ、芸能・美容の守護神として崇敬をあつめています。特に女性の方からの信仰が篤く、住吉参詣の時にはここを訪れる慣わしがあります。
鎮座地は、古来「浅澤沼」があり、カキツバタの名所として万葉集にも詠まれています。

祭神

市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)

市戎社・大国社

商売繁昌の神様

住吉の「えべっさん」として多くの信仰を集め、毎年正月9日、10日の神事には大勢の参詣者で賑わいます。
向かって左に事代主命(えびす)、右に大国主命(だいこく)をお祀りしています。
エビス信仰は全国に広まっておりますが、住吉のエビス神は歴史が古く、鎌倉時代には既に江比須社として存在しており、その起源は古いとされています。

祭神

・市戎社 事代主命 (ことしろぬしのみこと)
・大国社 大国主命 (おおくにぬしのみこと)

その他の末社

(ほこら)

  • おいとしぼし社
  • 楠高社
  • 海龍社
  • 御滝社
  • 姫松稲荷社
  • 御滝社
  • 吉松稲荷社
  • 結乃神社
  • 神馬塚

境内をめぐる