住吉大神さまは底筒男命・中筒男命・表筒男命といわれる三柱の神さまの総称をいいます。この住吉大神さまは、お祓い・航海安全・和歌の道・産業育成などのご守護をされることで有名です。古くより多くの人々の崇敬を受けてきました。
『古事記』『日本書紀』など日本最古の伝説と歴史が書かれている書物によりますと、イザナギノミコトが亡き愛妻イザナミノミコトを追いかけて、ついに黄泉国(死者の国)にまで行かれました。しかし、妻を連れ戻すことは出来ず、地上へと帰ることになりました。地上に戻ったものの、その身には黄泉国のケガレを受けてしまったので、海に入って禊 (みそぎ) を行ないました。禊とは身体を清める行為で、これを行なった時に、底筒男命・中筒男命・表筒男命の三柱、つまり住吉大神がお生まれになりました。よって「海の神」「おはらいの神」として特に崇敬されます。海は生命の源であり、禊や祓という行為も水でもって生命力を更新するものですから、住吉大神は「生命」そのものを守護育成される尊い神さまです。
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